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■疲労骨折
一般的に、骨折とは外部からの大きな衝撃によってポッキリ骨が折れるものです。
疲労骨折とは骨の同じ部位に何度も繰り返し加わる力(普段なら問題ない程度のもの)を言い、
外傷が見当たらないのが特徴です。
分かりやすい例を挙げますと、金属を一度だけでなく何度も同じ場所を曲げれば
強度が弱まって折れてしまう、と言う状態と同じものです。
これを工学的には「疲労現象」と言い、
骨折に似た症状が現れる事から疲労骨折と呼ばれています。
同じ動作を反復して行なうスポーツ選手などによく見られる現象ですので、
スポーツ障害の一種に数えられる場合もあります。
中でも、筋力の発育期であり体力が不十分な十代、
特に長距離選手で多く見られる傾向があります。
男女比では女性に多く見られ、16歳がピークとなっています。
■疲労骨折の原因
本来、毎日歩いていても疲労骨折にならない点から、
多少の反復運動なら問題が無いのは承知だと思います。
これは仮にヒビが出来ても、ある程度なら自己治癒されているからです。
しかし、スポーツなどによる過度の負担がかかり続ける事で
治癒が追いつかないでヒビが治療されず、
更に新しいヒビもどんどん増える事で大きなヒビ(骨折の様な状態)になってしまうのです。
つまり、反復される過度のスポーツや
トレーニングによる身体への負担が最大の原因なのです。
ですから、肉離れなどとは違って普段スポーツを行わない人はなりにくくなっていますが、
極度に柔軟性や筋力が低下している人に起こりやすくなっています。
骨は加齢と共に弱まりますので、高齢者の方が突然なる場合も考えられます。
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